前回に引き続き「コラボレーションの理解と実践」2回目です。
全学科19名の参加で行いました。
〔異分野の工芸技術を学ぶ演習〕
異分野の技術・知識に触れるため、各研修室に移動し演習を行いました。
実践することで知識をより深いものにし、相互理解、作業分担力を身につけましょう。
○織物演習(木工・漆芸研修生)
織物の制作工程を知るために製織・糸操り・管巻きを行いました。
織り機を観察しながら、どのように布になっていくのか、道具に触れることでなぜこの工程が必要なのかを学びました。
○紅型演習(漆芸・木工研修生)
紅型の基礎知識として色差しの法則について学び、演習として用意されている図案をトレースする作業を行いました。
色差しの法則は配色を考える参考になります。
○漆芸演習(紅型・織物研修生)
好きな型抜きを選び螺鈿加飾を行いました。パターンの表現方法が学科の 特色が出ています。
幾何学模様が紅型や織のデザインに活かせそうです。
○木工演習(織物・紅型研修生)
県産木について説明受け、触れてみて硬さや重さが木材によって異なること を体感しました。
角材を旋盤・工具を使い丸く削る演習も行いました。 削り方も研修生で個性が出ています。
皆、時間が足りない!もっとしっかりやってみたい!と楽しんで演習を行ってました。
演習を通して異分野との理解を深め、自分の分野でも活かせるようなヒントを得ることが出来ました。
次回第3回も演習を予定してます。
来週火曜日は秋分の日のためお休みです。
9/29(火)に第15回 工芸総合ワークを予定してます。
次回のご報告もお楽しみに~